知らずに後悔!回遊動線の間取りを採用する時の注意点

間取り

こんにちはNanamiです。
近年人気を集めている間取り、回遊動線
我が家にも取り入れたいけど、広さが足りない…なんてお悩みの方も多いのでは?共働き世帯や、家事育児を時短したい!という方の大きな味方になることは間違いなしですが、闇雲に取り入れると後悔することも…?
この記事ではそんな悩みを解消すべく、回遊動線のメリット・デメリットと採用時の注意点までとことん掘り下げます!あなたの暮らしに寄り添う住まいを一緒に考えていきましょう!

回遊動線とは?

近年、様々なメディアで取り上げられる「回遊動線」
簡単に言うと、1つの部屋に複数の出入り口を設けることで、行き止まりがなく自由に行き来できる間取りのことです。
特にキッチンや洗面所などの水回りを回遊動線とすることで、料理や洗濯といった家事を同時進行する際にとても役立ちます。

家事育児のストレスを減らす!5つのメリット

ショートカットで効率UP

回遊動線の一番のメリットは、なんと言っても移動時間を短縮できる!ということ。
朝や夕方の忙しい時間帯、ご飯を作りながら洗濯や子供の入浴を同時進行することも多いのでは?家事を同時進行する時って、洗濯機を動かしている間にご飯の下ごしらえを…なんて部屋を行ったり来たりすることが多いと思います。そんな時それぞれのお部屋を隣接させることで、たった数歩の違いでも小さな積み重ねが家事効率を上げてくれますよ!

育児には欠かせない「見守れる」間取り

回遊動線においては、キッチンや洗面所といった水回りが近くに配置されることがほとんどです。距離が近いことで、キッチンから洗面所や脱衣所が見渡せたり、お子さんへの声掛けがしやすいといったメリットもあります。
お子さんの手洗いや着替えに「手伝い」が必要な期間はそれほど長くないですが、ちゃんと出来ているかな?と「見守り」が必要な期間を合わせると実は結構長いんですよね。歳の差で兄妹がいる場合はさらにその期間が伸びます…
子供を見守れることで、「〇〇した?」といった確認作業を減らすことにも繋がりますよ!

お家の中の渋滞緩和

大家族の方は特にメリットを感じやすい、回遊動線による渋滞緩和
1つのお部屋に2つ以上の出入り口があることで、狭い空間でのすれ違いが減り、混雑する時間帯でもストレスなく支度を進めることができます。
また、洗面所を使おうと廊下に出たのに他の家族が使っていたから出直す…なんて時も、リビングから直接行ける動線があれば回り道も少なくて済みますね!

メインとサブ、動線の使い分け

1つのお部屋に対し2つ以上の行き方があれば、お客様の動線と家族のプライベート動線を分けることも可能です。
来客時にリビングを通らず脱衣所に行きたい時や、生活感のあるシューズクロークは家族だけの通り道なんて使い方もできちゃいます!まとめ買いの重い荷物をリビングを通らず最短でパントリーまで運べる動線なんかも便利ですね!

間取りの変更に柔軟に対応

住まい方は家族の成長と共に変化していきます。複数の動線があれば、一方の扉を塞いで収納量を増やしたり、子供が小さいうちだけ通路を塞いだり、リフォームをせずとも臨機応変に暮らしの変化に対応することができます。

ここは要注意!知っておくべき3つのデメリット

プライバシーを確保しにくい

回遊動線で水回りや寝室とLDKを近接させた場合、生活音が互いに聞こえやすくなります。
また、脱衣所の扉には鍵をつけるのが一般的ですが、2方向に扉をつけることによって鍵の締め忘れ、使用時の鉢合わせのリスクが上がります。

▼対策

生活音を軽減するには、部屋の間に収納空間を設けたり、引き戸ではなく遮音性の高い開き戸を採用すると良いでしょう。
鍵の閉め忘れには灯り窓付きの扉を採用することで、部屋を「使用中」であることを知らせることが出来ます。

ドアや通路が増えてコストアップしやすい

通常は1つの部屋に1つの扉をつけますが、回遊動線では扉の数が増え、建築コストが上がる傾向にあります。また、複数の動線を確保するため廊下の面積が増える場合もあります。

▼対策

カーテンやロールスクリーンなど、遮音性や気密性が必要なければ扉以外で部屋を仕切るのも○
収納と廊下を兼用できるような間取りの工夫を検討してみては?

壁が少なく家具の配置が制限される

デメリット2でもお伝えしたとおり、回遊動線では扉の数が増えがちです。扉が増えて壁が減ることで、家具を置くスペースや物を飾ったり壁掛けエアコンを設置するスペースが制限されます。
間取りを検討する際は、家具や家電の大まかな配置を考えながら進めましょう。家具の寸法を伝えて、設計士さんに図面に書き込んでもらうのも良いでしょう!

▼対策

引き戸ではなく開き戸を選ぶことで壁面積を確保できます。さらに引き込み戸であれば開け閉めの際のデッドスペースもなく壁面積を確保できますが、扉のすぐ横にエアコンなど壁に埋め込む設備は設置できない事が多いので注意が必要です。

後悔しないために!回遊動線を採用する際に抑えるポイント

回遊動線というと水回りの設備を近くにまとめれば良いと思われがちですが、最も重要なのは、あなたが「1番滞在する場所」から行き来しやすいかどうかです。

▼いつものあなたを思い出してみてください

  • 朝の支度はどこでしますか?
  • 一番時間をかける家事は?
  • 家事の合間にホッと一息。どこに座りますか?

例えば、日頃ダイニングチェアでくつろぐ事が多いのに、キッチンをぐるっと回らないと洗濯室に行けない!となっては回遊動線を採用しても本末転倒です。
ダイニングを中心に家事をされる方や、家事の合間にリビングのソファでくつろぐ方、支度は全て寝室で済ませる方…暮らし方は人それぞれ。
ご自身の暮らしの軸がどこなのかを把握した上で考えることで、より生活に合った間取りを実現できますよ!

まとめ

いかがでしたか?
今回は人気の間取り「回遊動線」について考えてみました。

メリット・デメリット様々な切り口でお伝えしてきましたが、ご自身に合う間取のヒントは見つかりましたか?例え回遊動線を採用しなかったとしても、暮らしていくうちにその間取に合わせたリズムが少しずつ染み付いていくので、予算や構造の制約で理想の間取りが叶わなかったとしても落胆する必要はありません!

流行りやデザイン性に惑わされずに、皆さんの暮らしに寄り添う住まいを実現できるお手伝いができれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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